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若者チャレンジ奨励金(若年者・定着支援奨励金)

OJT実施状況報告書(訓練日誌)OJT

11.OJT実施状況報告書(訓練日誌)

今回の「様式第1-10号 OJT実施状況報告書(訓練日誌)」が一番大変だと私は思っています。
OJT実施状況報告書(訓練日誌)
という上のA4サイズの用紙が「様式第1-10号 OJT実施状況報告書(訓練日誌)」です。上の用紙を見ると、4日分の記入欄があります。それぞれの記入欄に実際に訓練を実施した日の「実施した訓練内容」「それぞれの日についての訓練生の考察・感想」を記入するのです。ちなみに、今回の事例のA電器店のB君の場合は、OJTは1週間のうち、木曜日、金曜日、土曜日、日曜日、月曜日の5日間ですので、2013年7月1日から12月31日までの間に
7月「1日、4日、5日、6日、7日、8日、11日、12日、13日、14日、15日、18日、19日、20日、21日、22日、25日、26日、27日、28日、29日」という21日分。
8月「1日、2日、3日、4日、5日、8日、9日、10日、11日、12日、15日、16日、17日、18日、19日、22日、23日、24日、25日、26日、29日、30日、31日」の23日分。
9月「1日、2日、5日、6日、7日、8日、9日、12日、13日、14日、15日、16日、19日、20日、21日、22日、23日、26日、27日、28日、29日、30日」という22日分。
10月「3日、4日、5日、6日、7日、10日、11日、12日、13日、14日、17日、18日、19日、20日、21日、24日、25日、26日、27日、28日、31日」という21日分。
11月「1日、2日、3日、4日、7日、8日、9日、10日、11日、14日、15日、16日、17日、18日、21日、22日、23日、24日、25日、28日、29日、30日」という22日分。
12月「1日、2日、5日、6日、7日、8日、9日、12日、13日、14日、15日、16日、19日、20日、21日、22日、23日、26日、27日、28日、29日、30日」という22日分。
での半年つまり6か月間の訓練機関でのOJT日数は21+23+22+21+22+22=131日分となります(現実的には盆や年末でもう少し休みが増えるとも思うのですが機械的にC訓練所でOFF-JTの火曜日とA電器店が休日の水曜日以外をすべて列挙してみました)。

「様式第1-10号 OJT実施状況報告書(訓練日誌)」は1枚につき4日分記入できますので、131÷4=33...余り2日となり、結局は34枚の「様式第1-10号 OJT実施状況報告書(訓練日誌)」にB君は毎日書き込んでいくことになります。
きちんと習慣づけるということは大切なことなのですが、大変なことだと思います。

ちなみに、前回ご紹介したOFF-JT実施状況報告書も今回のOJT実施状況報告書(訓練日誌)もこれらの書式のすべての内容を他の書類で証明できる場合は、それらの書類に変えることができると規定されています。

逆に言えば、今回ご紹介した「様式第1-10号 OJT実施状況報告書(訓練日誌)」がきちんと提出できるのならば、他の書類に関してはもっと楽に準備できるとも考えることができますね。

A電器店の事業主(店長)「あれぇ、何か眠ってしまっていたなぁ。最近疲れがたまっているからなぁ。今日は2014年2月1日だ。B君がA電器店の正社員になってからちょうど1か月過ぎたんだなぁ。そうそうB君の若者チャレンジ奨励金の訓練は2013年12月末日で終わったなぁ。訓練が終了してから2カ月以内に訓練奨励金支給申請を出さなければいけなかったなぁ。書類もそろったことだし、明後日の2月3日の月曜日にでもハローワーク助成金デスクに書類を出しに行こう。今日はおやすみなさい。」

数か月後にA電器店の事業主が申請した銀行口座にB君の若者チャレンジ奨励金分の90万円が振り込まれてきました。

季節が1周してB君がA電器店の正社員になってから1年が過ぎたころ、B君の正社員雇用奨励金支給申請の手続きをすることになりました。

続きの「12.若年者人材育成・定着支援奨励金(正社員雇用奨励金)支給申請書」を見てみる。

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