障害者雇用・聴覚障害者対応・筆談での注意点
障がい者を雇用されている事業所・会社の方々に相談を受けることがあります。
今回は、聴覚障碍者に対する相談を受けた際に、私の方から聴覚障害者対応としてお話しさせていただくことをご紹介いたします。
私が健聴者の人事部の方などにお話しする内容として健聴者の上司は聴覚障害者の人に対しても「筆談ならば大丈夫」と思っている人もいます。
しかし、必ずしも筆談で全て理解できるかといえば難しいです。日本語はあいまいな表現も多くあります。
たとえば「明日、私は神戸の王子動物園に行くと思います。」という表現は健聴者では「普通」にとらえるかもしれませんが聴覚障害者の中でも手話を言語とするろう者にとっては「思います」は不要なのです。
事実として「明日、私は神戸の王子動物園に行く」で良いのです。
その背景まで理解するには少し時間がかかりますので、今は上のホワイトボードに書いている記入例の内容で対応するのが現実的な対応ではないかと会社の人事部の人には伝えるようにしています。
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