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手話施策推進法

手話施策推進法syuwasesakusuishinhou

手話施策推進法

手話施策推進法



 手話の普及に向けた「手話施策推進法」が2025年6月18日の衆院本会議で全会一致により可決、成立した。厚生労働省によると、手話に関する法制定は初めて。普及に向けた環境整備などを国や自治体の責務と明記した。聴覚障害者の国際スポーツ大会「デフリンピック」が2025年11月に国内で開かれるのを前に機運を高める。超党派による議員立法で、近く施行する。
 全日本ろうあ連盟(東京)によると、手話の普及などを目的とする条例は、40都道府県と約550市区町村で制定済み。連盟は法成立を「きこえない人、きこえにくい人と手話を取り巻く歴史で大きな一歩」と歓迎している。
 新法には、国や自治体が施策を進める際の基本的な理念として、①手話の習得や使用に関する合理的配慮が適切に行われる環境を整備する。②手話文化(手話による演劇や伝統芸能など)を保存、発展させる。③国民の理解を深めるーを掲げた。国には財政措置を講じることも義務付けた。
 教育分野では、必要な児童生徒が手話で教育を受けられるよう、手話の技能を持つ教員や通訳者の配置を進めるとした。
 手話言語の国際デーとされる9月23日を「手話の日」と定めた。


以上は、私が購読している神戸新聞2025年6月19日(木)4頁に掲載されていた内容でした。

私自身、聴覚障害者で手話を使っています。今回の手話施策推進法の成立は本当にうれしい出来事でした。

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