息抜きは必要だけれど 新型コロナ
息抜きは必要だけれど 新型コロナ
4月から電車通学になった。コロナ禍の中で毎朝満員電車に揺られることになり、今までは気にしていなかったことまで気にしなくてはならなくなった。
揺れに耐えられないときも、自分が降りた後を思ううと安易につり革をつかめなかったり、くしゃみをしたくなっても我慢するために顔を赤くして踏ん張ったり、当たり前の生活のありがたみを日々感じている。
そんな中一つ気になるのは、近頃、下校時の電車の中で、缶を開ける音が毎日聞こえることだ。
ホームに到着した電車の窓越しに並べられた缶ビールと背広のおじさんを見ることは少なくない。
飲食店での酒類提供規制なとが背景にあるのだろう。
マスクを外し顔を赤らめ、陽気にしゃべる様子はとても楽しそうである。
しかし公共の場でお酒を飲むのはコロナ以前に少し下品ではないか。
かといって息抜きは必要だ。
頑張る人たちのストレスがたまらない程度の政策を提案してほしい。
以上は、私が購読している神戸新聞2021年8月19日朝刊10頁からの引用です。
今は、新型コロナウイルスの影響が早く収束してほしいと願うばかりです。