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個人の素人の株式会社設立実体験をご紹介する株式会社TKGB

11.確定申告kakutei

無料格安で中小企業法人の確定申告with弥生会計

私が個人事業主から法人なり、つまり中小企業という名目での株式会社を立ち上げて無事1期目が終了しました。

その際に1つの節目として「確定申告」があります。

お金が潤沢にあるならば税理士の先生にお願いすればよいわけです。私が管轄の兵庫税務署の職員の方にお聞きすると、今は税理士の先生にお支払する費用も安いところではだいたい1年間で30万円から40万円で確定申告までやってくれるそうです。

とはいっても、正直なところ、それだけのお金を払う余裕も私にはなかなかありませんので、自分ですべてやることにしました。

実は、税務署に確定申告にかかる費用を少しでも安くしたいという相談の電話をしてみたところ「貸借対照表、損益計算書、販売費及び一般管理費内訳書を持参されましたら、それを見ながらこちらで書き方をアドバイスさせていただきます。それであればかかる費用は無料ですよ。」というありがたいお話をいただいたのです。

お言葉に甘えて確定申告にかかる費用を無料でさせていただくことにしました。

とはいっても、私個人で「貸借対照表」「損益計算書」「販売費及び一般管理費内訳書」を作成することは無理でした。

そこでもう一度兵庫税務署に「貸借対照表」「損益計算書」「販売費及び一般管理費内訳書」を私のような素人でも作成する方法をお聞きしました。いくつかお聞きした中で一番約安で作成できると私が個人的に判断したのが「弥生会計 」を手に入れる方法でした。



それでは私ができる限り無料格安で法人の確定申告を済ませた方法を具体的にご紹介させていただきます。

確定申告にあたり、行く必要があるお役所は私の場合は神戸市北区ですので

1.兵庫税務署
2.兵庫県税事務所
3.神戸市税事務所

の3か所になります。

それぞれの場所については上のメニューでの「税務署」「県税事務所」「市税事務所」をご覧いただくと詳細がよくおわかりになるのではないかと思います。


中小企業法人の確定申告で持参するものは

1.兵庫税務署には「申告書(兵庫税務署から送付されてきます)」「決算報告書」「最初に登録していた印鑑(ハンコ)」の3つが必要です。

2.県税事務所と市税事務所には「申告書(送付されてきた場合のみ)」と「兵庫税務署に提出した申告書のコピー」「最初に登録していた印鑑(ハンコ)」の3つが必要です。


では、私自身が中小企業法人の確定申告として実際にやった内容をご紹介します。


1.私はまずは「弥生会計 」を購入しました。

「あなた」ご自身で「貸借対照表」「損益計算書」「販売費及び一般管理費内訳書」までを作成できるのであれば、本当に0円、つまりなにもかも無料で確定申告までできるのですが、私には「貸借対照表」「損益計算書」「販売費及び一般管理費内訳書」までを作成することは無理なのがわかっていたので、会計ソフトとして兵庫税務署の方からもおすすめされていた「弥生会計 」を手に入れました。

弥生会計 」にデータを打ち込んで「決算報告書」を印刷しました。

決算報告書

上の写真の決算報告書の表紙が1枚目で、2枚目に「貸借対照表」、3枚目に「損益計算書」、4枚目に「販売費及び一般管理費内訳書」が印刷されますのでその4枚をホチキスで閉じて兵庫税務署に持っていきました。

兵庫税務署に着いたら受付で「法人なりして初めての申告です。書き方を教えてもらいながら確定申告をさせていただきたいのですが・・」とお伝えすると受付の女性の方から「少々お待ちください」という応対があり、数分待つと、兵庫税務署の2階から男性の方が降りてこられて「こちらへどうぞ」と案内されて兵庫税務署の2階に行きました。

ご案内いただいた2階のテーブルにの横の椅子に座り、私が「法人なりしてはじめての申告なのでよくわかっていないのです。書き方を教えてもらいながら確定申告をしたいと思いますので、よろしくお願いします。」とあいさつをすると、男性職員の方は「わかりました。それでは決算報告書を拝見します。」とおっしゃって、中身の「貸借対照表」「損益計算書」「販売費及び一般管理費内訳書」を数分間ご覧になっていました。

そのあとで、「こちらから送付した申告用の書類を持ってこられていますか。」とおっしゃったので「ここにあります。」と封もきっていない状態の分厚い封筒をさしだすと、中身をあけてから何枚か出して「ここに○○、ここに△△、ここに☆☆と書いていただけますか。」というように具体的にわかりやすく書き方を教えていただきました。

おかげさまで兵庫税務署に入ってわずか30分で確定申告が終わりました。

途中で兵庫税務署のあとに行く「県税事務所」「市税事務所」に持っていくためにコピーをとらせていだいたものを今、このホームページを作成するために確認してみると「法人事業概況説明書」「事業年度分の申告書」「同族会社等の判定に関する明細書」「所得の金額の計算に関する明細書」「欠損金又は災害損失金の損金算入に関する明細書」の5枚の申告書を具体的なアドバイス、つまり「ここには○○という数字を書いてください。ここには△△という数字を書いてください・・・。」と言われるままに書いたことになります。正直なところ、今確認してはじめて、この5種類の書類を書いたのだとわかりました。今回のホームページをさくせいしていなければ確認することもなかったでしょう。ご覧になっている皆様方、確認させていただいて本当にありがとうございます。確定申告が終わった今でも、私は確定申告を一人でやりなさい、と言われたら「無理です。ごめんなさい。」というと思いますが兵庫税務署の職員の方に言われるままに書いたら約30分ですべてが無料で終わりました。

最後に「本当にありがとうございました。」と感謝の気持ちを伝えて兵庫税務署を出ました。

次に「県税事務所」と「市税事務所」に行ったのですが、こちらはそれぞれ5分もかかりませんでした。

「法人なりしてはじめての申告ですので教えてもらいながら書きたいと思います。」とお伝えすると、先ほどの兵庫税務署と同じように「ここに○○と書いてください。」と言われるままに書くのですが、書く内容が数か所で終わるために全体で5分もかかませんでした。

終わった後でそれぞれのところで

納付書

上の写真のような納付書をいただいて「郵便局で納付していただくと手数料は一切かかりません。手数料は無料です。」というお話で一件落着となりました。

中小企業法人の確定申告はもっともっと難しくてややこしいという私個人の思い込みがあったのですが、あっけないほど簡単に終わりました。

兵庫税務署と県税事務所と市税事務所の職員の方々には「本当にありがとうございました。」という感謝の気持ちで一杯です。

行く前には「ひょっとしたら何回も行かなければいけないのかもしれないなぁ。そうなれば、交通費や時間についても考えなければいけないなぁ。」と思っていたのですが、実際には兵庫税務署30分、県税事務所5分、市税事務所5分で終わりました。

以上、私のはじめての法人の確定申告体験をご紹介させていただきました。

ここまでの内容に関して何かご質問があれば078-779-2259までお電話していただければ無料で私がわかる範囲でお伝えさせていただきます。

今回はここまでご覧いただき本当にありがとうございました。

またお目にかかる日までごきげんよう。

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