ろう学校で学ぶ子どもたちには・・・・
手話の授業(教科)がありません。
また手話を使って全ての授業を行っているわけでもありません。
手話言語法が制定されれば・・・
ろう学校の子どもたちは手話で学べ、「手話」の授業も受けられるようになります。
学校には「国語」の授業があります。ろう学校にも「国語」の授業があります。
しかし、「手話」の授業はありません。
聞こえない私たちろう者の母語である手話についての文法、表現力、歴史、文化などを学ぶ授業がないのです。
また、ろう学校の先生全員が手話を使って授業をしているではありません。
手話言語法が制定されれば、皆さんが「国語」で日本語の理解を深めるのと同じように、ろう学校では日本語と手話の2つの言語を授業として学ぶことができるようになります。
また、ろう者のことばである手話で授業が受けられるようになり、先生と生徒、および生徒同士のコミュニケーションもスムーズにとれるようになります。
以上は
の内容をご紹介させていただきました。
今回の内容もどちらかと言えば、健聴者にはあまり知られていないような気もしています。
続きの→
「5.役所は手話通訳者の派遣を断るかもしれないの?」を見てみる。