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手話言語法制定に向けて

8.手話言語法制定に向けてlaw

手話言語法制定に向けて!手話言語法制定に向けて

私たちは手話言語法の制定をめざしています。 皆さまのご理解とご協力をお願いいたします。
皆さんは毎日どのようにコミュニケーションをとっていますか?
大多数の人は声を出し、それを耳で聞くことによって、つまり音声言語(日本では日本語)を使ってコミュニケーションをとっています。
しかし、音声言語のほかにも、手や指、体などの表情を使ってコミュニケーションをとる視覚言語=手話もあることをご存知でしょうか。
ろう者は、昔から手話を使ってきました。
しかし、法的には手話は言語として認められてきませんでした。
そのため、ろう者は社会のいろいろな場面で不利益を被り、差別され、廃除されてきました。
2003年、世界ろう連盟の提案により、国連アジア太平洋経済社会委員会で起草された障害者権利条約草案に「『言語』には音声言語と手話が含まれる」ことが盛り込まれました。
そして、2006年、この草案を基とした国連障害者権利条約が全ての加盟国により採択され、「手話は言語」であることが世界的に認められることになりました。
日本においても、2011年に障害者基本法が改正され、「言語に手話を含む」ことが明記されました。
これはろう者にとって大きな一歩です。次の一歩として必要なことは、「手話は言語」であり、そのことが実際の生活に活かされるようにするための具体的な法整備であり施策です。
私たちは、まず、手話が音声言語と対等な法的地位を認められたことを皆さんに知っていただきたいと思います。
そして、学校で「国語」の授業で日本語を学ぶように、私たちろう者は、日本語と手話の2つを対等に学ぶことができること、どこでも気がねなく事由に手話が使える社会環境がつくられることを願っています。
また、テレビなどの公共放送では音声言語と同様に手話による情報伝達があること、「いつでも、どこでも、どんな内容でも」対象となる手話通訳制度が求められています。
これらを実現するために手話言語法の制定が必要です。 手話は言語であること、そしてろう者は手話を音声言語と同じように生活のあらゆる場面で使いたいと望んでいることをご理解いただければ幸いです。

手話言語法制定実現に向け、皆さまのご理解とご協力を心からお願い致します。


以上は
手話言語法制定に向けて

手話言語法制定に向けて
の内容をご紹介させていただきました。

今回の内容もどちらかと言えば、健聴者にはあまり知られていないような気もしています。

私個人としても手話言語法制定を応援しています。

ここまでの内容をご覧いただき本当にありがとうございました。

ろう者や聴覚障害者の方々に関するお悩みやお問い合わせは
神戸市での手話による無料相談会←までご連絡をお願いいたします。

手話言語法制定に向けて

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