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うつ病鬱病診断治療症状休職学会克服

7.よくある質問とお答えquestion

よくある質問とお答え

うつ病のことを正しく知り、早期に治療につなげていくことが大切です。

よく眠れない、何となくうっとうしい、ご飯がおいしくない、疲れやすいなどの自覚症状がある時は、 実はうつ病の初期症状かもしれません。

7、よくある質問とお答え

質問1:日常生活の「うつ状態(落ち込む)」と「うつ病」はどう違う?

回答1 「うつ状態」のすべてが、病的な症状とは限りません。悲しい出来事に引き続いて起こりえる自然な反応の場合もあります。一方「うつ病」は、2週間以上ほとんど持続して「憂うつである」か「興味・喜びが著しく減退している」状態のほかに、睡眠・食欲の障害、疲れやすさや集中力低下、気力の減退が伴い、「死」について考えるようになります。その結果として、社会的・職業的な役割を果たすことが困難になります。「大変そうだな」「辛いだろうな」と周囲が了解できるうつ状態とは質的に異なる脳の病気なのです。


質問2 ストレスに弱いとうつ病になる?

回答2 はっきりしたきっかけがなくても、うつ病は起こります。ストレスだけがうつ病を引き起こす訳ではありません。ただ、風邪をひきやすい人とそうでない人がいるようにストレスに対する抵抗力にも個人差があります。限度を超えるストレスが"誘因"となり、どんな人でも、うつ病になりえるのです。また、苦手なストレスの種類も人それぞれです。ストレスをため込みがちな傾向がある人は、気をつけましょう。


質問3 うつ病になると脳の働きは低下する?

回答3 うつ病は、気持ちだけではなく体にも影響して、脳の働きも低下します。脳内で情報を伝達する物質のやりとりが不活発になり、意欲も湧かなくなるほか、考えが堂々巡りになったり、将来の展望が持てなくなります。一見、認知症に似た状態に思われることもありますが、うつ病が治れば元の働きを回復する点が特徴です。


質問4 職場を休むことになったとき、利用できる制度は?

回答4 職場によって利用できる制度は異なりますが、社会保険に加入しておられるならば「傷病手当金」を受給することが可能です。全国健康保険協会の都道府県支部や健康保険組合などにご相談ください。 また、通院医療費の自己負担分を軽減する「自立支援医療(精神通院医療)」の制度が利用できます。診断書等が必要です。ますせ主治医にご相談下さい。お住まいの区役所あんしんすこやか係に、必要書類を添えて申請して下さい。

→続きの「8.相談窓口一覧」を見てみる。



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