キャリアアップ助成金とは

様式第7号(別添様式2-4)2-4OFF-JT実施状況報告書は一般職業訓練(OFF-JT)を実施するごとに記入していってください。記入用紙は
→「申請様式のダウンロード(キャリアアップ助成金)」←をクリックすると出てくる画面からダウンロードすることが可能です。実際にダウンロードすると、



という1枚目↑と



という上にご紹介している継紙となります。

書き方としては、まず
�@訓練計画届の受理番号→最初にキャリアアップ計画書を労働局に提出してから2〜3週間後にきたはずの「写し」に書いてある受理番号をそのまま記入してください。

�A訓練の受講者→今回の一般職業訓練(OFF-JT)を受けた対象者の名前を書いてください。

�B訓練の実施機関→一般職業訓練計画届の写しの「13座学を実施する教育訓練機関」に書いてある内容のそのままをうつして書いてください。写しは一般職業訓練計画届の提出後2〜3週間で郵送されてきているはずです。

�C訓練の名称→一般職業訓練計画届の写しの「9訓練コースの名称」に書いてある内容のそのままをうつして書いてください。写しは一般職業訓練計画届の提出後2〜3週間で郵送されてきているはずです。

�D総訓練時間数→ここは実際に一般職業訓練が修了してから一般職業訓練の総時間数を記入してください。

�E実施日→ここは実際に一般職業訓練を実施した日について「何月」「何日」「何曜日」がわかるように記入してください。

�F実施内容等→実際に一般職業訓練を実施した「訓練実施時間帯」「うち除外時間数」「実訓練時間数」「受講時間数」「実施内容」を記入してください。記入方法は以下を参考にしてください。

・訓練実施時間帯→訓練実施日における訓練等の開始時間と終了時間を記入してください。
・うち除外時間数→昼食等の食事を伴う休憩時間・移動時間・助成対象とならないカリキュラム等の時間等の合計を記・実訓練時間数→訓練実施日の訓練時間数から除外時間数を差し引いた時間数を記入してください。
・受講時間数→実訓練時間数のうち実際に受講した時間数を記入してください。

具体例として、2013年8月20日火曜日の午前9時から午後5時までつまり普段の会社の就業と同じ時間帯ということで一般職業訓練をある職業専門学校で行った。実際の受講は「9時〜10時30分」「10時50分〜12時20分」「13時30分〜15時」「15時20分〜16時50分」の90分4コマだった。午前のコマと午後のコマの間に近くの飲食店で昼食をとった。

　この事例で記入したとすると、
訓練実施時間帯→9時00分〜17時00分
うち除外時間数→1時間10分(12時20分から13時30分までのあいだの時間のことです)
実訓練時間数→6時間50分(9時〜17時までの8時間から昼食休憩の1時間10分を差し引きました)
受講時間数→6時間(実際に職業訓練専門学校では90分×４コマで３６０分の受講をしました)
となります。午前のコマの間の２０分休憩や午後のコマの間の２０分休憩、また16時50分から１７時までのあいだの１０分での計５０分が実訓練時間数と受講時間数のズレとなりますが、この５０分に対して賃金を支払わないという明確に取決めでもない限り訓練時間帯として扱いますので、今の記入例となります。

�G訓練実施者の証明→一般職業訓練の終了後に一般職業訓練を行った施設の担当者又は講師の名称と押印をもらってください。日付は書いてもらった日付となります。つまり一般職業訓練が終了後日付となるはずです。

�H申請事業主の証明→今回のキャリアアップ助成金を申請している事業主の記入押印となります。日付はやはり一般職業訓練が終了したあとの日付となるはずです。

�I訓練受講者の証明→今回の一般職業訓練を受けた人の氏名を記入して押印となります。日付は一般職業訓練終了後の日付となるはずですね。

ここで「あなた」は思うかもしれません。今回のOFF-JT実施状況報告書には「５日分」しか記入欄がないのではないか・・・。

その通りです。だから６日以上、一般職業訓練(OFF-JT)を実施する場合には「継紙」に記入するわけです。「継紙」の方には�E実施日と�F実施内容等だけ書けばよいのです。つまり、いちいちそれ以外の項目を書かなくてもよいのです。そして必要なだけ「継紙」に書いたら最初のOFF-JT実施状況報告書と合わせてホチキスで閉じて提出したら良いのです。その際に、ホチキスで閉じた後に、右上に「何枚中　何枚目」という項目がありますので、きちんと書くようにしてくださいね。

以上で「OFF-JT実施状況報告書」の記入は完成することになります。

続きの→6.「OJT実施状況報告書」を見てみる。