キャリアアップ助成金とは

様式第7号(別添様式2-5)2-5OJT実施状況報告書は有期実習型訓練(OJT)を実施するごとに記入していってください。記入用紙は
→「申請様式のダウンロード(キャリアアップ助成金)」←をクリックすると出てくる画面からダウンロードすることが可能です。実際にダウンロードすると、



という1枚目↑と



という上にご紹介している継紙となります。

書き方としては、まず
�@訓練計画届の受理番号→最初にキャリアアップ計画書を労働局に提出してから2〜3週間後にきたはずの「写し」に書いてある受理番号をそのまま記入してください。

�A訓練の受講者→今回の有期実習型訓練(OJT)を受けた対象者の名前を書いてください。

�B総訓練時間数→ここは実際に有期実習型訓練(OJT)が修了してから有期実習型訓練(OJT)の総時間数を記入してください。

�C実施日→ここは実際に有期実習型訓練(OJT)を実施した日について「何月」「何日」「何曜日」がわかるように記入してください。

�D実施内容等→実際に有期実習型訓練(OJT)を実施した「訓練実施時間」「受講時間数」「実施した内容」「訓練生の考察・感想」を記入してください。記入方法は以下を参考にしてください。

・訓練実施時間→休憩時間等を除いた訓練実施時間を記入してください。
・受講時間数→有期実習型訓練(OJT)の受講者が受講した訓練時間数を記入してください。
・実施した内容→実際に有期実習型訓練(OJT)で実施した内容を記入してください。
・訓練生の考察・感想→有期実習型訓練(OJT)を受けた受講生がその日の終わりに考察・感想を記入してください。

具体的な記入例→A電器店で有期実習型訓練(OJT)をうけているBさんが2013年８月20日の９時から17時までCさん宅にエアコン3台を取り付ける作業を事業主と２人で行った。途中12時から13時まで昼食休憩をした。また、午前と午後の作業の合間にそれぞれ15分ほどトイレや水分補給のための休憩をした。ただし、昼食休憩以外の休憩時間は賃金は支払われている。

今回の例であれば、
・訓練実施時間は9時00分〜12時00分と13時00分〜17時00分となります。
・受講時間数は7時間となります。午前午後にある15分の休憩は賃金が支払われているのですから訓練時間に含めます・実施した内容は「エアコンの取付及び付随する一切の業務」となります。
・訓練生の考察・感想の一例としては「一日かけてお客様の家にエアコン三台を取り付ける経験ははじめてであり、大変疲れた。しかし、事業主の手際の良さや熟練の技などを教えてもらい、とても勉強になった。私も一人だけでも、エアコンの取り付け作業ができるように今日の作業内容をきちんと覚えていきたい。」というような内容でもOKだと思われます。

�E申請事業主の証明→今回のキャリアアップ助成金を申請している事業主の記入押印となります。有期実習型訓練(OJT)全体が終了したあとに書き込みます。

�F訓練受講者の証明→今回の有期実習型訓練(OJT)を受けた人の氏名を記入して押印となります。日付は有期実習型訓練(OJT)終了後の日付となるはずですね。

ここで「あなた」は思うかもしれません。今回のOJT実施状況報告書には「4日分」しか記入欄がないのではないか・・・。

その通りです。だから5日以上、有期実習型訓練(OJT)を実施する場合には「継紙」に記入するわけです。「継紙」の方には�C実施日と�D実施内容等だけ書けばよいのです。つまり、いちいちそれ以外の項目を書かなくてもよいのです。そして必要なだけ「継紙」に書いたら最初のOJT実施状況報告書と合わせてホチキスで閉じて提出したら良いのです。その際に、ホチキスで閉じた後に、右上に「何枚中　何枚目」という項目がありますので、きちんと書くようにしてくださいね。

以上で「OJT実施状況報告書」の記入は完成することになります。

今回の説明でわかりにくいところがございましたら「ＴＫＧＢ社会保険労務士事務所」までお問い合わせください。

続きの→7.「事業所に郵送されたキャリアアップ計画書」を見てみる。