私も含めた難聴者が就職活動をするときには、面接などで「聞き直すことがある」という事実に悩むことがあると思います。
現実問題として、難聴者の方が健聴者の方と同じ条件で面接を受けたとしたら
1.厳しいですが、面接で質問を聞き返す事が多ければ、 やはり不採用の要因になってしまうと思います。
2.採用側としては「こういう能力のある人」のほかに 「この人となら一緒に働きたい」と思える人を採りたいのです。3.上司があなたに頼みたい仕事があるのに、何度も聞き返されたり、大声で丁寧に説明するのは、頼んでる上司が億劫になってしまうのではないでしょうか。
というような健聴者側の考えもあることは仕方がないことですね。
今回の内容の「難聴者」とは、障害者手帳を受給するまではいかないレベルの難聴者だとお考えください。障害者手帳を受給している難聴者であれば、
難聴者の悩み相談をご覧いただくことをおすすめします。
私も含め障害者手帳を受給してはいないが、日常生活の会話でも支障が出る程度の難聴者が就職する際にはどのような壁があるのでしょうか。また、その壁を乗り越えるためにはどうすればよいのでしょうか。
私が今までお聞きしたことがあるのは、「仕事につきたい、つまり雇ってほしい」と思う側の人も、「新しい人に入ってほしい、つまり雇いたい」と思う側の人も、なんらかの複雑な事情や不満もあるように感じています。
また、ミスマッチといいますか、「こんなはずではなかった」という声を聞くこともございます。
解決する方法はいくつかあるとは思います。私が個人的に「こうしたら良いのではないか」と思うことは、「雇ってもらいたい」という人と「雇いたい」という人の間に第三者をいれることも一つの方法であると思います。
たとえば、ハローワーク(職業紹介安定所)を利用される方も多いと思いますが、ハローワークでの求人を見て応募して採用面接に臨むという方法をとっているかたも多いかと思いますが、私はハローワークを利用するならば、ジョブ・カード制度を利用することも大きな選択肢の一つかと考えています。
といいますのも、ジョブ・カード制度を利用した助成金制度も少しずつ増えてきています。私自身、今年つまり2013年の
「若者チャレンジ奨励金」の内容を知るにつれて、ジョブ・カード制度の利点を再確認いたしました。
また、ジョブ・カード制度を利用した方は就職に有利になるという事実も実感いたしました。
ジョブ・カード制度の詳細につきましては、
「ジョブ・カード制度」をご覧ください。こういう利点があるから企業はジョブ・カードの様式1.2.3まで準備している人を雇いたいと思うのです。
ジョブ・カードについての利点をもっとくわしく知りたい方は「難聴者」が運営している
「TKGB社会保険労務士事務所」までお問い合わせください。難聴者の立場で回答させていただきます。
以上は、公の施設つまりハローワーク(公共職業安定所)を利用する際に難聴者の方々にも少しでも就職活動がうまくいくようにと思った内容のご紹介でした。
これ以外でも兵庫県神戸市にお住まいの方などでは、さきほどご紹介したTKGB社会保険労務士事務所までお越しいただければ、直接お顔をつきあわせて私がしっている範囲での回答をさせていただくことが可能です。
また、私以外でも兵庫県神戸市で活動している
「大坪健二氏」などは中途失聴者を中心に難聴者の方々の仕事関係その他の悩みなどの解決支援をされていますので
「大坪健二氏」に直接ご連絡いただいてもよろしいのではないかとも、思っています。
しかし、兵庫県神戸市以外にお住まいの方々とお会いすることは、現実問題としてむずかしいと思われます。
そういう方々は、公の施設であるハローワーク(職業紹介安定所)でのジョブ・カード制度を利用するとともに、民間の無料職業案内を利用することも一つの方法ではないか、とも思っています。
ここで「民間の無料職業案内を利用するといったって、どこに申し込んだらよいかわからないよ。」という方もおられるかと思います。
一応の目安として
「無料職業紹介・再就職相談情報」というサイトをご紹介させていただきます。
また、
「無料職業紹介・再就職相談情報」の無料職業紹介関係の体験談を募集します。当サイトに採用させていただきました方々には1つの内容につき全国百貨店商品券1000円分をプレゼントさせていただきますので、ご応募をお待ちしています。また、無事就職できました後にパワハラその他の労務管理上の困った問題等がおこりました際には
「TKGB社会保険労務士事務所」までご連絡ください。お近くの方の場合は直接お会いして、遠くの方の場合はお電話口などでこちらがわかる範囲での解決方法又はどこの労働基準監督署などに相談すればよいかなどをすべて無料で回答させていただきます。
また、聴覚障害者に対応する
「日本手話できる社労士会」もよろしければ、ご覧ください。