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家根谷敦子議員・手話通訳者初の配置

家根谷敦子議員・手話通訳者初の配置deaf council

家根谷敦子議員・手話通訳者初の配置

家根谷議員

明石市会は2015年5月15日、改選後初の本会議を開き、議場の議長席の隣に手話通訳者を初めて配置した。議会事務局によると、今後も同様の対応を行う方針という。

2014年4月の明石市議選では、生まれつき耳が聞こえず話せない家根谷敦子議員(55)が初当選。同日は明石手話通訳者協会から3人が派遣され、聴覚間障害者を含む約10人が傍聴した。

明石市会では、傍聴席に手話通訳者を配置したことはあるが、議長席横は今回が初めて。家根谷議員は会見で「通訳者の位置に問題はなかった。他の議員と同じように働きたい」と決意表明した。

明石市会は今後、本会議や議員協議会、家根谷議員が所属する文教厚生常任委員会などに手話通訳者を配置する予定で、そのほかの派遣範囲についても検討する。
(井原尚基)

明石市の泉房穂市長は2015年5月15日会見し、手話通訳や要約筆記などを担う職員を近く採用する方針を明らかにした。任期付専門職とする予定で、通訳だけでなく政策立案や職員研修なども担う。

明石市は、2015年4月、手話による情報発信推進などを盛り込んだ手話言語等条例を施行し、今後は障害者差別解消条例を制定する方針も掲げている。

2つの条例に加え、2015年4月の明石市議選で生まれつき耳が聞こえない家根谷敦子議員(55)が当選したことから、手話通訳や要約筆記などに対応する体制の充実が急務と判断した。

兵庫県内では神戸市や尼崎市などにも手話通訳ができる職員が配置されているといい、明石市では2人程度を採用する方針。一般職員の手話学習も支援する計画で、泉市長は「スピード感を持ってスケジュールを定めたい」と述べた。

(井原尚基)

家根谷敦子議員

以上は、私が購読している神戸新聞2015年5月16日(土)朝刊32ページからの引用です。

家根谷敦子氏とは、今までに何回か手話でお話しさせていただいたことがございます。知っている人が当選したという喜びに加えて、ろうあ議員として全国初の当選ということはとてもうれしいかぎりです。

また、手話が分かる神戸市民相談員(社会保険労務士)として神戸市役所で市民相談に対応させていただくこともございますが、今後は神戸市議会同様に明石市議会の傍聴にも機会をみつけていきたいと思う次第です。

家根谷敦子議員手話通訳者初の配置

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