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手話サークル学習交流勉強担当ネタ

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24.何が出るのか緊張ゲーム

 今回は学習担当者が「あなた」のグループのメンバーのレベルにより難易度を上下しやすいゲームです。まずは、紙袋の中に「あいうえおかきくけこさしすせそ・・・」と50音のうち、「ん」を除いた文字を紙に書いて入れておきます。

そしてみんなで輪になって座り、順番に前に出て、一人ずつ紙袋の中から1枚ずつ紙をとって、出てきた言葉が「頭」につく言葉を手話表現で表します。その数や時間は学習担当者が決めるのです。

それでは実況中継をご覧ください。

学習担当者「Aさん、前に出て、この紙袋の中から1枚を選んでください。出てきた文字から始まる言葉を手話表現で3つ表してください。時間は10秒以内に表してくださいね。」

Aさん「よし、あっ、「か」が出てきた。」

Aさん「形(両手をひらいて、顔の前でそれぞれ口語の上下させる)」「亀(左掌で包んだ下から右手親指を出す)」「貝(左手すぼめた掌の上ですぼめた右手を上下にさせる))」

学習担当者「さすが、Aさん、早かったですねぇ。次はBさん、前に出てください。」

Bさん「えぇ〜困ったなぁ。簡単なものが出ますように、緊張するなぁ〜えいっ。「い」が出てきた。」

Bさん「犬(両手を頭の上の方の横で前に振る)」「石(左手と右手で石の漢字をあらわす)」「池(左掌を下に向けてその人差し指がらから親指の方へ曲線を描くように右手の掌を上に向けたまま移動させる)」

学習担当者「Bさんも、頑張りましたねぇ。ところで3つならば簡単ですので、5つにしましょうかぁ。」

参加メンバーみんなが「あかんあかん〜」という表示をする。

学習担当者「わかりました。それでは3つのままで良いです。次はCさんお願いします。」

という流れで続きます。

これも、短い時間で色々な手話単語が出てきますので、初心者の人にはとても勉強になるゲームだと思います。

今回利用した紙袋とひらがなを書いた紙は次回の「2つで文字と文章を作ろうゲーム」でも利用できますので、そのままにしておいてくださいね。

  今回ご紹介をした「何が出るのか緊張ゲーム」でも「あなた」の所属する手話サークル又は手話グループのゲーム内容が盛り上がるとよいなぁという思いで今回のご紹介をおわらせていただきます。
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続きの→「25.2つで文字をつくろうゲーム」を見てみる。

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