前回の「何が出るのか緊張ゲーム」の応用バージョンです。「あいうえおかきくけこさしすせそ・・・」と50音のひらがなを書いた紙を入れておきます。
そしてみんなで輪になって座り、順番に前に出て、一人ずつ紙袋の中から2枚ずつ紙をとって、出てきた言葉で文字を何か文字や文章を作って手話表現で表します。その数や時間は学習担当者が決めるのです。
それでは実況中継をご覧ください。
学習担当者「Aさん、前に出て、この紙袋の中から2枚を選んでください。出てきた文字を組み合わせてできる言葉を使った文章を手話表現で表してください。時間は10秒以内に表してくださいね。」
Aさん「よし、あっ、「か」と「し」が出てきた。」
Aさん「昨日、Bさんにもらった『お菓子』はおいしかった。」(唇の下に親指と人差し指を曲げて2回くっつけて『お菓子』を表現して文章をつくりました。)
今回のAさんの「か」と「し」であれば「歯科」「鹿」「柏餅」などでも文章がつくれますね。
学習担当者「さすが、Aさん、早かったですねぇ。次はBさん、前に出てください。」
Bさん「えぇ〜困ったなぁ。簡単なものが出ますように、緊張するなぁ〜えいっ。「い」と「あ」が出てきた。えぇ〜こんな単語知らないよう。」と少し考えた後で、
Bさん「いつもは遠くに住んでいる息子に『会い』たい。」(「あ」と「い」の文字を文章の中に入れて作りましたね。)今回の場合では難しいですが、「愛」「相槌」「慰安旅行」等という言葉を使った文章を考えることもできますね。
学習担当者「Bさんもさすがでしたね。次はCさん、前に出てくださいる」というように続いてきます。
もっと難易度をあげる場合には紙を3つとっての「3文字」で単語や文章をつくるとなるとかなり難易度が上がると思われます。
これも、短い時間で色々な手話表現が出てきますので、初心者の人にはとても勉強になるゲームだと思います。
今回ご紹介をした「2つで文字や文章を作ろうゲーム」でも「あなた」の所属する手話サークル又は手話グループのゲーム内容が盛り上がるとよいなぁという思いで今回のご紹介をおわらせていただきます。
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「26.色当てゲーム」を見てみる。