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手話サークル学習交流勉強担当ネタ

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26.色当てゲーム

 学習担当者は「色紙」を準備します。そして、前に出た人だけに学習担当者が選んだ色を見せて、その色が連想されるものを手話表現してもらいます。「色」ずばりを表現しなければ、単語、文章その他どんな表現でもかまいません。

それでは実況中継を見てもらいましょう。

学習担当者「今から前に出た人が表現する内容からイメージできる『色』を当ててもらいます。当たった人のいるグループにはポイント1点をあげます。それではAさん、前に出てください。」

学習担当者がみんなに見えないようにしてAさんに「黄色」の色紙を見せる。

学習担当者「それではAさんはじめてください。」

Aさん「『太陽』という手話単語をあらわす。」

「はいっ」「はいっ」「はいっ」とたくさんの手が上がる。

学習担当者「一番手が上がるのが早かったBさん、お願いします。」

Bさん「黄色です」

学習担当者「Bさんのいるグループには1ポイントをあげます。今回は簡単でしたね。次はBさん前に出てください。」

学習担当者がみんなに見えないように「茶色」の色紙を見せる。

学習担当者「それではBさんはじめてください。」

Bさんは「『うんこ』という手話単語を表しました。」

「はいっ」「はいっ」「はいっ」とたくさんの手が上がる。

学習担当者「それでは、Cさん、答えてください。」

Cさん「茶色です。」

学習担当者「あたりです。今回は難しいと思っていたのですが、Bさんがわかりやすい『うんこ』という表現をしてくれましたね。Cさんのいるグループには1ポイントをあげます。そしてCさん前に出てきてください。」

みんなに見えないように学習担当者が「白色」の色紙を見せました。

学習担当者「それではCさん、はじめてください。」

Cさんは「『ちょうちょ』という手話単語の表現をしました。」

「はいっ」「はいっ」「はいっ」と手が上がる。

学習担当者「それではDさん、答えてください。」

Dさん「はい、『黄色』です。」

学習担当者「違います。正解は『白色』です。」

みんなが「ちょうちょならば黄色もあるよ」というブーイング。

学習担当者「今回は正解がいませんでしたので、次にうつります。Dさん、前に出てきてください。」

というように続けていきます。

今回のゲームのポイントはいかに「色をわかりやすくみんなにつたえていくかという勉強になります。

また、色紙から色を選ぶのは前に出た本人に選んでもらうという方法でも良いですね。

  今回ご紹介をした「色当てゲーム」でも「あなた」の所属する手話サークル又は手話グループのゲーム内容が盛り上がるとよいなぁという思いで今回のご紹介をおわらせていただきます。
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続きの→「27.ひらがな並べ替えゲーム」を見てみる。

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