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手話サークル学習交流勉強担当ネタ

手話サークル学習交流勉強担当ネタSignlanguage

14.記憶力ゲーム

 全体を均等な人数での3つか4つのグループに分けてください。

各グループから一人ずつ前に出て学習担当者が指定した「テーマ」に合う手話表現をしてもらいます。テーマはあらかじめ書いておいた紙の中から選んでもらう形式でもかまいません。1人目の人が手話表現をしたら2人目の人は、1人目の手話表現をした後で、自分の手話表現をします。3人目の人は1人目と2人目の人がした手話表現をした後で、自分の手話表現をします。4人目の人は1人目と2人目と3人目の手話表現を順番を間違えないように表現した後で、自分の手話表現をします。ずてに出た内容と同じ表現はだめです。2周目に入っても同じです。誰かが間違えるまで続けます。一つの手話表現をする制限時間は5秒です。間違えたグループは1点減点方式でも、間違えなかった人がいるグループに1点ずつ加点方式でもどちらでも学習担当者が決めたら良いと思います。また、手話表現をする順番が1番や2番の方がより有利なので順番については、前に出たメンバーの方で最初にじゃんけんをして決めます。

もっとわかりやすくするために実況中継をしますからご覧ください。

実況中継

学習担当者「それでは1グループ、2グループ、3グループ、4グループから最初の1人ずつが出て前でじやんけんをしてください。」

AさんとBさんとCさんとDさんが「最初はグー、じゃんけんポン。あいこでしょ。」とじゃんけんをしてABCDの順に手話表現をすることになりました。

学習担当者「テーマは果物(くだもの)です。1つの手話表現につき制限時間は5秒です。スタートしてください。」

Aさん「りんご」
Bさん「りんご」「バナナ」
Cさん「りんご」「バナナ」「みかん」
Dさん「りんご」「パナナ」「みかん」「いちご」
Aさん「りんご」「バナナ」「みかん」「いちご」「ぶどう」
Bさん「りんご」「バナナ」「みかん」「いちご」「えっ〜と、何だったかな?」
学習担当者「制限時間を過ぎましたので、Bさんのグループ以外に1点ずつポイントをあげます。」

会場の人々「やったぁ〜。おめでとう〜。」

学習担当者「では、それぞれのグループから2人目の人が前に出てじゃんけんをしてください。」

じゃんけんの結果EFGHの順に表現することになりました。

学習担当者「テーマは乗り物です。1つの手話表現につき、制限時間は5秒です。では、はじめてください。」

Eさん「バス」
Fさん「バス」「自転車」
Gさん「バス」「自転車」「タクシー」
Hさん「バス」「自転車」「タクシー」「バイク」
Eさん「バス」「自転車」「タクシー」「バイク」「飛行機」
Fさん「バス」「自転車」「タクシー」「バイク」「飛行機」「船」
Gさん「バス」「自転車」「タクシー」「バイク」「飛行機」「船」「トラック」
Hさん「バス」「自転車」「タクシー」「バイク」「飛行機」「船」「トラック」「電車」

3周目に入ったので会場の人々は「みんな頭が若いわねぇ〜。」と盛り上がっています。

3周目のEさんが「バス」「自転車」「う〜ん、何やつたったけぇ。」となっているところで、学習担当者が「制限時間を過ぎましたのでここまでとします。Eさんのグループ以外のグループに1点ずつ差し上げます。」

会場の人々「よっしゃあ〜。」

学習担当者「次は各グループ3人目の方々、前でじゃんけんをしてください。」というように続いていきます。

今回の内容も「制限時間」を5秒ではなく20秒にする。テーマはじゃんけんで1番になった人が決める、というようなアレンジも可能です。「あなた」の手話サークルの実情にあわせて、より楽しく交流やゲームができるようにしていただけたらと思います。
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続きの→「15.喜怒哀楽ゲーム」を見てみる。

手話サークル学習交流勉強担当ネタ

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