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手話サークル学習交流勉強担当ネタ

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29.指文字しりとりゲーム

 今回の内容は勝ち負けのないみんなで楽しむゲームです。初心者の方が多い場合に、あるいはちょっとした時間にできるゲームとしてご覧ください。

まずは全体を2列に分けます。そして向かい合わせに座ります。学習担当者が前に指文字で文字を示したら座っている人のどちらか早くに思いついた人がしりとりで指文字を始めます。相手側は続けてのしりとりです。そして、時間は2分間とります。2分立つと学習担当者が合図をして、学習担当者の右手側に座っている人が一人分ずつ学習担当者側にずれていきます。もし、座っている人の人数が奇数であれば、一番前に近い人が学習担当者と指文字しりしりをします。その際には、学習担当者は時間をはかるタイマーやストップウォッチを片手にして少し忙しいですが、頑張ってください。

それでは実況中継をします。

学習担当者「みなさん、私の前に椅子を持ってきて前から2列に並んで座ってください。私が最初に指文字で単語や言葉をあらわしますので、向かい合った人のどらか早くしりとり言葉を考えることができた人が指文字でしりとりを表してください。それを相手側が続けてしりとりをしてください。時間が2分たてば、私が合図しますので、私の右手側に座っている人が私の方に1人分ずつ移動してください。一番前のに座っている人は一番後ろに座りなおしてください。はじめますよ。皆さん、私を見てください。」

座る順は
 1
 A
となっています。

学習担当者「し・り・と・り」とあらわしました。

Aさん「り・ん・ご」
1さん「ご・り・ら」
Aさん「ら・っ・ぱ」
1さん「ぱ・ん・だ」
Aさん「だ・る・ま」
1さん「ま・り」
Aさん「り・か」
1さん「か・め」
と続けていきます。

2さん「り・す」
Bさん「す・り」
2さん「り・か」
Bさん「か・り」
2さん「り・ん・ご」
Bさん「ご・す・ろ・り」
2さん「ずるいわ〜『り』ばっかり、降参やぁ〜」

Cさん「り・し」
3さん「し・ま・う・ま」
Cさん「ま・め」
3さん「め・が・ね」
Cさん「ね・こ」
と続いていきます。

Dさんと4さんのペアもEさんと5さんのペアもしりとりをつづけていきます。

ここで2分が過ぎました。

学習担当者が「時間になりました。私の右側に座っている人が1人分ずつ前に移動してください。一番前の人は一番後ろに座ってください。

座席の位置は
 1
 B  A
となりました。

学習担当者「さ・ん・か・く」と表しました。

Bさん「く・ろ・ま・め」
1さん「め・だ・か」
Bさん「か・し・わ・も・ち」
1さん「ち・き・ん」
1さん「あ〜、負けてしまった」と苦笑いです。

2さん「く・り・す・ま・す」
Cさん「す・か・い・つ・り・−」
2さん「り・−・ぜ・ん・と」
cさん「と・ま・と」
と続いていきます。

Dさんと3さん、Eさんと4さん、Aさんと5さんのペアもどんどんと指文字しりとりを続けていきます。

学習担当者「時間がたちました。席の移動をしてください。」

席は次の通りとなりました。
 1
 A

学習担当者「あ・い・す・く・り・−・む」と指文字で表しました。

Cさん「む・か・で」
1さん「で・ん・で・ん・む・し」
Cさん「し・ま・う・ま」
と続けていきます。

以上の要領で続けていきます。

今回のゲームの一番の利点はすべての人が指文字を読んで表現してとみんなが楽しく「主役」になれることです。

また、手話サークルに入ったばかりの人たちには指文字を読む練習・あらわす練習にもなります。ただし、ベテランの方と初心者の方がペアになった際には、ベテランの方は少しゆっくりめに表現してあげてくたぜさいね。初心者の方も早すぎるときには遠慮なく「もう一度」や「ゆっくり」という表現で自分が読み取れるようにお願いしてくださいね。

今回ご紹介をした「指文字しりとりゲーム」でも「あなた」の所属する手話サークル又は手話グループのゲーム内容が盛り上がるとよいなぁという思いで今回のご紹介をおわらせていただきます。
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続きの→「30.ペアで手話しりとりゲーム」を見てみる。

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