2013年11月に「京」というスーパーコンピュータの施設を見学する機会がありました。
          過去の見学会などについては
          
http://www.aics.riken.jp/jp/outreach/library/topics/summer_openhouse2011.htmlに計算科学研究機構としての紹介がありますので、このURLからご覧いただけたらと思います。
          
          とにかく入り口の左側には
          
 
          
          計算科学研究機構という表示があり、入り口の右側から見ると、
          
          
 
          
          上の方にも「計算科学研究機構」という表示があるのですが、どこにも「京」という表示はありません。
          
          とにかく中に入ってみました。入り口から入ってすぐ左手には不審者が入らないように注意をはらって下さっている方がおられました。
          
          
 
          
          その守衛様の横を通り過ぎると、この「京」が入っている計算科学研究機構の建物すべてのレプリカといいいますか、終章模型のようなものがありました。そこでこの計算科学研究機構の全体像を知ることになります。
          もちろん、この時点では私などは「ポカ〜ん」という感じでほとんどよくわかっていませんでした。
          
          
 
          
          そのあと横のパネルに計算科学研究機構・施設概要がありましたので
          

          計算科学研究機構・施設概要のパネルの内容を読んでみました。
          
          そして、その計算科学研究機構・施設概要のパネルから右を見ると、他の内容紹介のパネルなどもありました。
          
 
          
          そして今見ていた計算科学研究機構・施設概要のパネル及びミニ模型をみていた状態から後ろを振り返ると、「京」コンピュータの筐体(システムラック)がありました。
          
 
          
          筐体(きょうたい)とは、何らかの機能を有する機械や電気機器などを中に収めた箱のことを言う。フレームを含めた外装を指します。上の筐体(システムラック)は上側に12枚、下側に12枚のシステムボードがあり、その筐体(システムラック)1つだけで重さは約1トンあるそうです。
          
          それでは早速「京」コンピュータの説明を聞きにまいります。
          
          
 
          
          改札口のようなところを通過すると左にエレベータがあり6階にいきました。
          
          
 
          
          6階の見学者ホールに移動すると、
          
          
 
          
          前の大きなスクリーンの映像を見ながら、スタッフの方から「京コンピュータ」に関する説明をしていただきました。
          
          おみやげとしてパンフレットや特別あつらえの手ぬぐいなどが入ったカバンをいただきました。
          
 
          
          中身は
          
          
 
          
          のようになっていました。
          
          そしてスクリーンの映像とスタッフの方の説明を聞きながら、「なるほど。」「すごい。」という思いをいだいた後は、6階から中階段のようなものをおりていくと、
          
 
          
          いよいよ京コンピュータを見ることができます。
          
          
 
          
          先ほど1階で観た筐体(システムラック)が864筐体あるのですが私には数えきれないというのがはじめてみた時の印象でした。
          
          京コンピュータを見ながら、ふと上を見ると、
          

          何か所か天井にシミュレーションやデータなどが映し出されていました。
          しかし、私にはむずかしすぎて内容がよく理解できませんでした。
          
          ここで京コンピュータを見た後、地下1階に移動しました。
          移動途中でエレベータに乗る前に
          
 
          
          計算科学研究機構の熱源機械棟を上から見ることができました。
          
          
 
          
          熱源機械棟は京コンピュータ本体に流す電流や冷房のための電流などを安定して作り出すための施設だそうです。
          
          この計算科学研究機構熱源機械棟をみたあと地下1階にエレベータで移動しました。
          
          この地下1階で京コンピュータを支えているそうです。震度6強にも耐えることができるらしいです。
          
          
 
          
          拡大すると下の写真のようなものでささえられています。こういうような耐震構造の何種類かの組み合わせで建物が揺れていても、京コンピュータ事体は揺れないそうです。建物と京コンピュータは接着されていないそうです。
          京コンピュータは耐震構造の上にのっかっているだけだそうです。
          す。 
          
 
          
          正直なところ、私の頭では「???」となってしまいましたが、
          
          
 
          
          上の写真のように地下1階に降りる階段は床とは離れています。実は耐震構造の上にのっかっているだけの京コンピュータにくっついている階段は地震があっても揺れないそうです。しかし階段を下りて地下1階の床は地球のゆれをそのまま感じるから地震とともに動くが、階段に乗っていれば、耐震構造のおかげで行けない、あくまでも「京コンピュータ」は耐震構造の上に「ちょこん」と載せられているだけの状態だそうです。
          
          これをここで文章だけで説明することはとてもむずかしいのでここまでとします。
          
          次に3階に移動しました。
          
          
 
          
          空調機械室で京コンピュータが熱くなりすぎないように冷やすための設備を備えたところです。空気の流れもありました。場所によっては6階でおみやげていただいた「京」のパンフレットなどが入ったかばんが
          
          
 
          
          上のように吸い込まれて落ちないという状態になりました。もちろん、そのあとは引っ張ってもとのように
          
          
 
          
          空調のための状態にしました。これも言葉ではなかなか説明しきれないところですので、次にいきます。
          
          3階を見た後は、1階に下りて「さようなら」となりました。
          
          
 
          
          途中「戦略分野」と書かれた部屋の横を通る時には緊張したり、
          
          
 
          
          1階では職員の方が暗証番号か何かをいれないと入れないところの前を通ったりとしました。
          
          
 
          
          最後は最初と同じように、改札口のようなところを通過してでました。
          
          今回の「京コンピュータ」の見学の機会を得ることができ、本当に感謝しています。
          
          また、私自身の文章表現のまずさにより、わかりにくかった部分があったことを深くお詫びいたします。
          
          今回ご紹介した以外にも写真や映像などはとっていますが、スペースの関係で今回は割愛させていただきました。
          
          他の資料などについてもご覧になりたいという方がおられましたら、
「お問い合わせ」からご連絡いただけたらと思います。
          
          ここまでご覧いただき誠にありがとうございました。