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必守能書き

必守能書きhitumorinougaki

必守能書き

 2015年3月30日に、必守行男氏から大阪詩人会議の「軸115号」という同人誌が送られてきました。
内容を読んでみると、必守行男氏の「必守能書き」という文章が掲載されていました。私は思わず見入ってしまいました。

必守能書き 必守行男(ひつもりいくお)

あきらめず。
いつまでも、
うんざりされても
えーね。
おもうまま。
かくぞ。
きのむくままおもむくままだ。
くしょうすることはいても。
けっこうさ。
こっけいなさくひん。
さすがといってくれるひともいる。
しあわせをよみとってくれるひともそんざいしている。
すどおりするならばすればよいさ。
せいちょうはあるんだとのこされている。
そそっかしいどくしゃはまっぴらごめん。
たまにはよんでくれるどくしゃ。
ちかずいてくれたときにインパクト。
ついてきていただけるのはこのひ。
てのこったさくひんではないけれども。
ときにはうんまかせ。
なまえがどうじんしでしれわたらなくても。
にくまないどくしゃを。
ぬすんでいただけるテクニックもあるさきっと。
ねむたくなるぶんしょうはすいみんやくさ。
のうどうてきによんでくれるひとたちもいる。
はずかしいとかんじるさくしゃはいるさしかたがないさいまではどくしゃ。
ひまなときにもういちど。
ふたたびよんだらわれながらかんどう。
へたなよこずきなんのその。
ほめればよいさ我に。
まねのできないさくしゃもそんざいしているさ。
みんなちがってよいさ。
むりやりにどくしゃにあわせなくてもよいさ。
めろめろになってくださるどくしゃもそんざいしている。
もっとどくしゃのはんいをひろめる。
やかましいどくしゃはまっぴらごめん。
ゆうめいになるばしょはほかにあるさ。
よんでいるたにんのさくひんたいしてもわたしもおなじたいど。

がっこうのさくぶんのじかんではないさ。
ぎくしゃくするのもまっぴらごめん。
ぐうたらさくしゃとはいわせないさ。
げんきはつらつペンがはしる。
ごくろうさまどくしゃさま。
ざんしんなぶんしょうみとめてよ。
じかんをみつけてぼちぼちかいたんだ。
ずっしりとわくをわくをつかったんだ。
ぜんぶちかわないともったいない。
ぞろぞろちかついてくる。
だんたいさまだよまるで。
ぢはないからすわっていても楽さ。
づをつとよんでつもりかさなったわたしのぶんたい。
でんとうのあるさくひんにいつかなるさ。
どんどんかきつらねていくさ。
ばんねんつづかないさっかのわたし。
びくともしないわたしる
ぶんたいはわたしそのもの。
べんかいはわたしのかいせつ。
ぼうがいどくしゃはむようさ。

ぱっしんぐもなんのその。
ぴんちはチャンスだもん。
ぷらいべいとの文体のテクニック。
ぺをべとヨみべろべろどくしゃもいる。
ぽをぼと読みぼろぼろにはさせないとかげからのおうえんしゃたち。

未だに同じ記事を、同人誌へ投稿しても全く人気がない私。
ブログへ同じ記事を投稿しましたら、大人気さ。
ナイスもブログリンクもファンも大勢いるさ。
いいんだいいんだ。
ゼロ人でないから私は幸福を感じ続けてブログで歩み続けている昨今でございます。
ん。

必守能書き


以上の文章は大阪詩人会議の同人誌である「軸115号」の36ページに掲載されている内容です。

大阪詩人会議軸


本当に素晴らしい文章をありがとうございました。

必守行男氏との素晴らしいご縁をいただくようになったきっかけについては教え子は母親と妹にご紹介させていただいています。

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