今回は、 社会保険労務士試験受験生の方が社会保険労務士試験勉強を続けているときに不安に思う内容として
1.今の正解率で大丈夫なのだろうか?
2.どれくらいの正解率が必要なのだろうか?
などを私自身も経験したことがありますし、今までにも何回お聞きしたことがあります。
私が思っていることを社会保険労務士試験受験生の方々には、そのままお伝えしています。
お伝えしている内容は、
「過去問や模擬試験問題を解く場合には正答率が5割、50%、半分などと言い方は少しずつ違いますが、10問解いて5問正答をだせることを目標にしてください。」と伝えています。
または
「今の時点で正答率が5割あれば十分に合格点です。」という伝え方をするときもあります。
正答率が5割ない人には「5割目標」、正答率が5割を超えている人には「十分合格点です」と伝えています。
その根拠としては
1.社会保険労務士試験の本番では正答率7割で合格する。
2.今の時点よりも社会保険労務士試験本番の方が正答率が伸びている(本試験までコツコツと努力を続けている人の話です)。
という2点があげられます。
直接お会いした人に伝えている内容として、もう少し細かい補足説明をさせていただくと
「今の時点で、5割を超えていれば、8月の本番には7割の合格ラインを超えることは目に見えています。ただ、今の時点で正答率を9割以上にしようと思っても時間の無駄です。なぜならば、今の時点で正答率9割以上が狙える人ならば、去年の8月の本試験で合格しています。わざわざマンツーマンの私の指導をうける必要がないはずです。」
わかりやすい例で言えば,中学校の頃を思い出してください。
英数国理社の5教科の中で
1.中間テストで70点とった科目を次の期末テストで90点にするのと
2.中間テストで50点とった科目を次の期末テストで70点にするのと
どちらも20点点数を高くとるという条件は同じはずですが、どちらの方が困難だと「あなた」は思いますか?
私は70点から90点のほうが困難だと思います。
90点を取るのには実力もさることながら「運」も必要なのではないか、と感じています。自分がより深く理解し、よりたくさん覚えていたところがたくさん出題されていたら90点以上をとる可能性は高くなりますが、逆にあまり理解できていないところ、あまり覚えていないところがたくさん出てきた場合には90点以上をとることはかなり困難ではないかと思います。
ましてや範囲や科目数が多ければなおさらのことですね。
しかし、最終的に70点以上を獲得したい、という目標であれば十分に可能ではないかと思います。
少なくとも、今、たくさんあるインターネットのホームページの中から、わざわざこのページを選んでご覧になっている「あなた」ならば十分に可能だと私は思っています。
以上の点数などを社会保険労務士試験におきかえてください。
社会保険労務士試験で正答率9割をとるのは至難の業(しなんのわざ)です。
でも、社会保険労務士試験で正答率7割をとるのは可能です。
本試験で7割をとるために、今5割の正答率を目指してください。
そして、今5割の正答率が達成できたならば、社会保険労務士試験の本試験で7割の正答率を達成することは十分可能だと私は思っています。
私は「今正答率が5割あれば自信をもつてください」と社会保険労務士試験受験生の「あなた」にお伝えします。
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